| みかんが持てない |
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ある日、信長に拝謁した僧が手土産としてみかんを持ってきた。 信長への客の取次ぎや土産の受取などを仕事にしていた蘭丸は信長にそれを見せようとたくさんの みかんが載っている平台をそのまま持ち運ぼうとしたが、まだ少年の蘭丸の細腕には重く、少々ぐらついていた。 その様子に信長が蘭丸の身を案じて、 「そなたの力では危なっかしい、倒れるでないぞ」 と声をかけてくれた。 しかしその直後、蘭丸は座敷の中央で見事に転倒し、みかんを台ごとひっくり返してしまった。 「それ、みたことか。わしの言うたとおりになったであろう?」 信長は自分の読みが当たったことに満足し、笑いながらそう言った。 後日、この話を聞いた小姓仲間が慰めようとすると、蘭丸は平然とした顔で 「上様が危ない、倒れるぞとおおせられるのに、私が倒れずみかんを運んでしまっては上様の 目利き違いとされてしまいます。それ故私はわざと転んだのでございます」 と言い放った。信長の面子を守るために蘭丸はわざと気を利かせたのだ。 コメント: 本当に?本当に?蘭ちゃん。とみんなが突っ込んだであろう逸話(笑)。そういわれたらたとえ本当に 転んでいたとしても「嘘っだー」とは突っ込みにくい。さすがです。俺のせいじゃなくて、殿が言ったから 転んだんだもーんと責任転嫁するあたりも憎い心配りです。なんでも間でもやりたい放題いい放題の 森一族の血がこんなところで垣間見えるとは!妄想としてはこの後の話が大事ですな。みかんを ぶちまけちゃった蘭ちゃんをそっと優しく抱き起こす信長。くううーー、憎いね!この!大名!(違) でも信長の面子のために持ってきたみかん台無しにされた僧って・・・かわいそう・・・さらにこのみかんは 無事に食べることができたのか、そっちの行方もめっちゃ気になりますな。 |
| 爪は大事なものなのよ |
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信長が爪を切り終え、それを捨てておいでと蘭丸に命令した。 しかし蘭丸は「爪の数が足りませぬ」と指摘し、落ちた爪をひとつふたつと数て見せた。 確かにひとつ足りない数に信長が袖をふるってみると、爪の欠片がぽろりと落ちた。 蘭丸はそれを拾うと紙に包み、腰を上げて部屋から出て行ってしまった。 どこまで捨てに行ったのかと他の小姓に跡をつけさせると、蘭丸は堀の中へ信長の爪を捨てた。 大事な殿の爪をのまじないなどに使われてはならぬという心遣いであった。 コメント: いや、ありえねぇだろ。爪の数、切ってる間中数えてたんかい!そこまでせんでも!と誰もが突っ込むで あろう話なのに、この逸話は名将言行録という明治時代の書物にまで紹介されている。殿のことをとっても 大切に思っている蘭ちゃんの愛溢れる話なのに、これを聞くとどうしてもじゃあ髪の毛とかも全部ひろって いたのかしら、とか下の毛はどうしたのかしら、とかいろいろと考えてしまうから恐ろしい。殿様だってちょっと これ捨ててよ、と渡したモンがいつまでたっても帰ってこなかったらどこまで捨てにいったんだよ!と思わず 心配してしまうでしょう。この話は単なる上様フェチの自慢話なのではないだろうか・・・(汗)。 |
| だって閉めろゆうたやん |
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「障子を開けたまま来てしまったから、閉めてきてくれ」 そう信長に言われた蘭丸は言われた障子を見に行ったが、その障子はちゃんと閉まっていた。 蘭丸はしばし考え、わざわざ障子を開けると大きな音を立てて閉めた。 再び信長のところへ戻ると、上様は「開いていたか?」と尋ねてきた。 蘭丸は「いいえ、閉まっておりました」と答え、何事もなかったかのように信長の傍へ侍った。 「閉める音がしたぞ。やっぱり開いていたんだろう?」と信長が再び尋ねると、蘭丸は 「いいえ、閉まっておりました。されど、仮にも上様が開けて来たと仰せられたものを、 閉まっていたとあっては上様が粗相をしたように見えまする。それ故皆の耳に届くよう 一度開いてから閉め直したのでございます」と答えた。 コメント: 第一にさ、信長様ったら自分で開いてるから閉めてきてーっておねだりしておいてねぇねぇ、開いてた?って 聞くのはどうかと思うんだよ。これだけ見てるとどうしても蘭ちゃんをからかいたくて信長が悪戯したようにしか 見えない。ら、ラブラブやんなぁ・・・。そして蘭ちゃん、君は一休さんじゃないんだからとんちをきかせなくても いいんだよ、と諭してあげたい・・・。もう蘭ちゃんは自分の手柄を口に出したくて出したくて仕方ない様子。 ほとんど自分の口からタネばらししてるやん!それだけ殿に愛があるのvといえば美しいけど、ほんとに当時 こんなこといってたら他の近習が「うわ!こいつ何自分だけ点数かせいどるねん!」ってかなーりたくさんの 敵を作ったと思うんだけどなぁ。ちなみに卯月はこの逸話、大好き。 |
| 菊の数を数えよう |
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ある日信長は近習たちに鍔に菊をあしらった自分の愛刀を見せた。 「この菊の数を当てたものに、この刀をやろう」 そう信長が告げ、近習たちは次々に数を答えていった。 しかし蘭丸だけはいっこうに口を開こうとしない。 「どうした、なぜ黙っている?」 と、信長が蘭丸に尋ねると、蘭丸はこう言った。 「上様が御用をお足しの際、そのお刀を持って待っている間に菊の数を数えておりました。 私は答えを知っている故、お答えいたしませんでした」 蘭丸の正直さに感銘を受けた信長は、その愛刀を彼に与えた。 コメント: もう、蘭ちゃんったらほんとうにかわいい!上様が用を足すまで待ってたんだって!(そこじゃない) 上様が用を足すまで暇だから上様の刀の菊の数を数えてたんだって!(そこでもない)いつも一緒に いたのね、それこそもうご不浄に付き添うくらいに!!愛ね!愛ね!バーニング愛ね!!! 爪の数を数えるくらいだから刀の鍔の菊くらい造作もなく数えたでしょう。しかもね、その数をね、 いちいち覚えてるんだよ蘭ちゃんは!さすが上様フェチ!!信長がこれを言い出したとき、内心で 「あー、やべぇー、この間数えちゃったんだよなー」とかって考えてて答えるのを忘れてたりして。 正直者には福きたる。でももし言い当ててた家臣がいたらちょっとショックよね。当てたのにー!みたいな。 |
| お逃げなさい |
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信長が鷹狩に行った先で、農家に入った矢先に地震が起こった。 共のものたちは慌てて外へと出たが、信長は平然とした顔でそのまま家の中へ残った。 蘭丸もまた同じように家の中で何事もないように振舞っていたが、地震がおさまってから外へ出た 信長にぴしゃりと言い放った。 「仮にも君主ともあろうお方があのような危険な場所にいるものではありませぬ。天下取りの 大事を為さるおつもりならば小事に危険を犯すべきではございません」 蘭丸の嗜めに信長は「ではなぜ地震が起こったときにいわなんだ?」と尋ねると、 「地震が起こったときに申し上げようと存じましたが、地震が怖くて言うておるのではないかと 思われては困ります故、揺れが収まるまで待ちました」 こう蘭丸は答えた。この言葉に心から自分を思う気持ちを感じた信長は彼の言うことをきいた。 コメント: 上様、地震なんかへのかっぱだもんねー、みたいな顔してるから蘭ちゃんに怒られるんだよ(笑)。 地震の話は他にもありますが、今回は有名なこの話だけ抜粋。しっかし蘭ちゃん・・・地震が怖いと 思われるからって・・・そこまで瞬時に考えるところが蘭ちゃんくさい。でもね、萌えねーちゃんはね、 そこで「殿、こわーい!」「よしよし、わしが守ってやるからな」的な展開でもぜんぜんオッケーだったん だけどネ!二人並んでぐらぐら揺れてる姿って、笑えるっすヨ!ところで地震がおさまってからのこのこと 帰ってきた従者たちは打ち首レベルじゃないのか?いいんだけど。それにしても信長、遊んでばっかり ですね。いつ天下取りに励んでいたんでしょう・・・蘭ちゃんとのラブの合間?(片手間かよ、天下) |
| 一発仕掛け人 |
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信長は蘭丸の用心深さを試すために雨風を防ぐための戸、蔀の上に水を入れた茶碗を乗せ 蘭丸を呼ぶと、蔀を下ろせと命じた。 「かしこまりました」 そう言って竹の棒を持った蘭丸の背丈はまだ子供で小さく、突き上げてある蔀の上は見えなかったが 背伸びをして竹の棒の先でそこを探ると茶碗に当った。 蘭丸は踏み台を用意すると茶碗を下ろしてからあらためて蔀を下げた。 コメント: 踏み台を使う蘭ちゃん・・・か、かわいいっ!そりゃもう上様めろめろよ!(違)上様ったら蘭ちゃんを からかうのに精をだしまくってますね。だから、天下はいつ取ってるんだってばー!この黒板消し事件、 蘭ちゃんにとってみれば「いきなり呼びつけといて蔀下ろせだぁー?あやしいなー、絶対なんか企んでる よなー、だって上様だもんなー」ってなもんで、思わず一番怪しい蔀の上を探ったんでしょうね。確かにさー、 用心深いっちゃ用心深いけど、そこまでしなくちゃ勤められない信長の小姓ってところに問題があると 思うの!!殿、疑われてるよ!なんかしたってわかられちゃってるよ!茶碗に水入れていっしっしって 笑いながら蔀に設置してる信長と、そんな彼を横目に蔀の上を竹で探る蘭ちゃんの姿。想像するとかなり ほほえましい感じです。仲のいい親子とか、兄弟とかっていった感じ。もう少し色っぽい話はないのかねぇ。 |
| 天下の代わりに |
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信長が蘭丸に向かってこういった。 「わしには天下にも代え難い秘蔵のものがある。これがなんであるか、当ててみよ」 蘭丸はしばし考え、「白鷹でございまするか?」と答えた。 「鷹ではないが、生き物だ」 上様がそう言うので蘭丸は再び考え、思いついたようにそれを口にした。 「もしかして、私でございまするか?」 答えを聞いて信長は笑った。どうやら正解だったらしい。 コメント: 日本全部と同じくらいって天下と小姓を天秤にかける上様もすごいと思うけれど、もしかして私ですかって 臆面もなく言っちゃう蘭ちゃんも蘭ちゃんだと思う。しかも生き物ってすげぇ範囲広い中で。全国区で のろけてるこの二人ですが、蘭ちゃんはうちの上様が一番!って思ってて信長もうちのお蘭が一番!って 思ってるってすげえことですな。まさに誰かが入り込む余地なし!だって天下と一緒だもん!もう 萌やしっ娘ならぬ、秘蔵っ息子よ!(意味がわかりません)最後の信長が笑うところなんて、やっとわしの 気持ちをわかってくれたか、こいつめ。って感じでもうラブラブオーラ全開フルスロットルですな。 でもあながち嘘じゃないってことは、ずーっと戦争してた本願寺から蘭丸殺すからねー!って言われて あっさりじゃ、戦争やめよっかって言っちゃうあたりに表れてます。そういうもんなのかー? |
| 蘭ちゃんの修学旅行 |
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ある時、蘭丸は間者として上杉謙信の城下に潜入した。 虚無僧に変装し尺八を吹いていたが、上杉謙信が偶然にも通りがかり 「森蘭丸ではないか?」 と尋ねられ正体がばれてしまった。 蘭丸は自害しようとしたが彼の名声を聞き及んでいた謙信はそれを止めた。 さらには城下を見学する許しを貰い、蘭丸は無事に信長の待つ城へと戻ることができた。 この報告を聞いて上様はたいそう上機嫌になったという。 コメント: すごすぎる。なにがって、全部が。虚無僧に化けてばれないって思い込んでる蘭ちゃんも、思わず それらしく尺八吹いちゃってる蘭ちゃんも、そこになんでか偶然通りかかったありえねぇだろう謙信も、 一発で「あ、森蘭丸だー」って言い当ててる謙信も、捕まえられたわけじゃないのに正体があばかれた だけで「もう自害してやるー!」って先走る蘭ちゃんも、「まぁまぁ、せっかくだから城下見てってよ」と 観光気分で誘ってる謙信も、「じゃあお言葉に甘えて」って城下見学しちゃってる修学旅行の発祥かと 思わせる蘭ちゃんも、それ聞いてさすが俺のお蘭ー♪って正体ばれて命の危険にさらされたことなんか 微塵も気にしないで上機嫌な上様も、みんなおかしい。謙信からおみやげはもらったんだろうか。やっぱり 修学旅行ったらみやげは三角のペイント(だっけ?)なのだろうか。おまんじゅうとか貰ってもぐもぐ食い ながら家まで帰ったらほんまに観光やんけー!スパイじゃないやんけー!って感じなのだがなぜだか 誰も突っ込んでない。ってか、信長にイタっては手放しで喜んでる。えーと、違うだろう、ソコ。 |
| ちんちん刺した |
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本能寺の変、迫り来る明智軍に蘭丸は信長に自害を勧めた。 信長は障子を開け奥の部屋へと消えた。 しかし、安田はちらつくろうそくの火で信長の位置を特定し、得意の槍でぶすりと刺した。 手ごたえに安田が喜ぶとそこへ蘭丸が立ちはだかった。 蘭丸は槍で安田を溝へ落とし、その隙をついて彼の男根を半ばまで貫いた。 しかし安田は蘭丸の槍を手繰り寄せ刀を抜くと蘭丸の心臓をきりつけた。 蘭丸は事切れ、本能寺は火に包まれた。 コメント: いや、股より心臓狙えよ、みたいな。それとも溝に落ちたから狙いがそれたのか??いずれにせよ 蘭ちゃんの怒りはとってもよくわかるんですが。ひとおもいに殺してなんかやるもんかー!一生 つかいもんにならなくしてやるー!って、そんな感じだったのかなぁ。うちの殿様のほうがすごい んだぞ!すごいんだぞ!って感じでつんつんと股を刺している様子はなんだかちょっと涙を誘います。 この話題は予告ホモビアでも取り上げました。 |
| はじめてのおねだり |
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信長はいろいろな珍しいものを蘭丸に見せ、どれでも気に入ったものをやろうと言った。 しかし蘭丸は「自分の欲しいものはここにはございませぬ」と答えた。 そこで二人は掌に蘭丸の望むものを書き、お互いに見せ合うことにした。 合図で同時に掌を返すと、両方ともに「近江坂本八万石」と書かれていた。 近江坂本八万石はもともと蘭丸の父の領地であったが、このとき明智光秀のものになっていた。 コメント: 上様、蘭ちゃんの気を惹こうと必死です。かわいい・・・。珍しいものいっぱい見せてどれが欲しい? 欲しいものなんでもあげるよ!って、援助交際のおっさんのようです。でも蘭ちゃんは別に欲しいもの なんかなーんにもない。欲とは無縁の子だったため、作戦はうまくいかないわけですな。蘭ちゃんには 殿がいればいいんだもん!って感じです。萌えです。ここ、萌えポインツですよ!でも一生懸命考えて そういえばとうちゃんの領地欲しいなーって考えて、ツーカーだから殿もなんとなく蘭ちゃんの顔見てたら わかっちゃうのさ。驚いたのは明智くんで、え!?俺の土地じゃん!蘭ちゃんにあげちゃうのかよ!?って かなり動揺したらしいです。一説によるとこのとき明智は信長への謀反を考え始めたってのもあるくらい。 上様のことだから領地くらいあげそうだもんな。以心伝心というよりも、蘭丸の気迫勝ち。 |
| 秘儀・たたみ返し |
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本能寺に押しかけた明智軍は蘭丸の首を上げた。 それを見せられると明智は「蘭丸ではないか!?」と息を荒げ三度跳ね回りながら喜んだ。 しかしいくら探せど信長の遺体は見つからない。 逃げたのではないかと言い出すものもいて騒ぎになりかけたところ、信長が障子の奥に消えて いくのを見たという人物がいたので、ではきっと蘭丸が信長の遺体に5・6枚たたみを被せたのだろうと いうことになり明智軍は安心して二条城へと攻め込んだ。 コメント: ・・・もう、ほんとうに衝撃でした。だってたたみだよ!?自害した上様の上にたたみをうんしょうんしょって かけてる蘭ちゃんの姿、想像できますか!?あなた!一枚はがしてはもっていってかぶせて、一枚 はがしては・・・って、戦ってる最中にそんな余裕あるかっ!しかも明智軍、「たたみ被せたんじゃねぇの?」 「あー、たたみか。じゃあしょうがないネ」ってそんな軽く遺体も確かめずにいっちゃっていいのか!? 蘭ちゃんの首もったまんま「蘭丸がさー、やったんだよ」「あいつならやりかねねぇよなー」って蘭ちゃん、 あなたいったいどんな生活してたの・・・。しかも光秀さん、もう喜びすぎです。三度も跳ねたって・・・!!! 「わーい!わーい!」と子供のように喜ぶ光秀さん、本当の目的はそれじゃなくてたたみ被せられたほう なんだけどなー、って誰か諭してやらなかったのか。たたみを返してる蘭ちゃんも嫌ですが、たたみを 被せられてる上様もなんとも情けなくていやんです。 |