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森蘭丸異聞 - RANMARU MORI - 第三十章
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「・・・・っ、はぁ・・・ハ、ぁ・・・・」 肩で呼吸を繰り返しながら蘭丸は射精した気持ちよさに浮遊感すら感じながらうっとりとする。 信長の攻めはいつも上手いが、今日はとくに性急で蘭丸はなかなかに呼吸が収まらなかった。 「可愛い顔だ。それだけで股間が疼きよるわい」 信長が蘭丸の痴態を褒めるとともに蘭丸の身体を寝そべらせそっと下帯を解いていく。 そして恍惚とする蘭丸の前に染みができたそれをひらりと振って見せた。 「・・・・・!う、上様!」 蘭丸が慌てて自分の下帯を掴んで引き奪うと、信長はそんな様子に満足したのか 声を立てて笑った。 余計に蘭丸は立つ瀬がなく顔を赤らめたまま身体を小さくする。 「お蘭よ、外を見てみい。サルめはちゃんとやっておるか?」 突然そう促されて蘭丸は一瞬眉根を寄せたが、言われたとおりに顔だけを 窓へ向けて庭の様子を見た。 視線の先にいる秀吉は笑い声さえ聞こえてきそうなほどの笑顔で問題なく 信長の代わりを務めている。 あと数人もすれば祝いに参じた大名たちも列を切り、儀礼も滞りなく終わるだろう。 「大丈夫でございまする、上様・・・・・ぁっ!」 そう言って振り返った矢先、信長の顔が目前にあって蘭丸は小さく声を上げた。 いつの間に裸になったというのか、信長はすばやく生まれたままの姿になって 蘭丸に寄り添っている。 いや、寄り添うというよりも身体を密着させているといったほうがいいだろう。 背に胸を当てて腰すらも触れ合うほどに近い場所に、信長は近づいていた。 「・・・・・なにを赤くなっておる、お蘭」 口をぱくつかせている蘭丸の顔を見て信長は呟いた。 指摘された蘭丸はますます顔を赤らめてしまう。 信長の勃起が腰に当たるのだ。 しかしそれを口にすることもできず、蘭丸は言葉無く俯いてしまった。 「言わぬのか?」 意地悪な信長の声が響き、蘭丸の耳朶を食みながら堅い竿を擦り付けてくる。 信長の肉棒が股の間の隙間に侵入して蘭丸の性器に触れた。 「ぁつ・・・う!・・・・・上様、見られまする・・・」 蘭丸は急ぎ足に身体をずらして窓から離れようとした。 けれど信長はことごとく蘭丸のやろうとすることを邪魔してくるため、今度も 身体を両手で押さえつけられ逃げることすら許されなくなってしまう。 太股に擦れるように信長の屹立が当たり、その熱さがまた蘭丸の腰を浮かせた。 「見られても困ることなどない。お蘭がわしのものだと知らしめるだけだ」 言いながら信長は両手を窓の桟に添え掴み、蘭丸の尻に腰を突き当てた。 尻ではなく股の間に挟まる信長の猛りがその先にある蘭丸の男根と玉袋に触れ刺激する。 「はぁんっ・・・・あっ、ん!」 ぱんっと軽く肌が触れ合う音がすると、蘭丸は唇を震わせて瞼を閉じた。 「っ、上様・・・はぁ、んっ・・・」 蘭丸の陰嚢を信長の先端がぐいっと押してくる感触。 そんな感覚は初めてのことで、蘭丸はもどかしいようなじわりじわりと 攻めたてられる刺激に後孔をひくつかせた。 窓から見える景色と股間に感じる熱い信長の滾りとのずれがまた一層の欲情をそそる。 「ぁ、ぁっ・・・ああんっ・・・あん!」 蘭丸ははしたなくも何度も何度も高い声を上げて喘いだ。 先走りでぬめる男根が蘭丸のそれを擦り、刺激して勃起させてゆく。 なんとも淫蕩な雰囲気に蘭丸は意識が混濁しそうになって必死にかぶりを振った。 「気持ちいいか?お蘭・・・・・愛しているぞ」 ふと囁かれた言葉が蘭丸の勃起を確実なものとした。 愛してると囁かれるだけで射精してしまいそうになるのだ。 主従を越えるほどの深い絆が胸元を焼き尽くすほどに熱くさせる。 蘭丸は身体を捻って信長の顎先に口付けた。 「・・・私、もっ・・・・」 そして身体を捻ると窓辺に背をつけたまま片足を持って股間を大きく広げる。 「上様を気持ちよくさせとうございまする・・・・」 はぁ、と大きく息をつくとそれに呼応するかのように秘部がひくんっと窄まった。 誘うように淫らに蠢く菊門を視界に納め、信長はこくりと唾液を飲み込んで 己の猛りをそこへと宛がう。 二人の呼吸が一緒になって抱き合うように腰が進んだ。 「あぁっ・・・・あう!ハァ・・・」 白い喉が仰け反り迫り来る圧迫感から逃れようとする。 信長は蘭丸の細腰を両手で押さえながらいっきに根元まで屹立を穿った。 引き裂かれるような痛みと快感が脳天を貫いて蘭丸は生理的な涙を目の縁に浮かべる。 「つらいか・・・っ?」 締め付けてくる蘭丸の内壁に顔を顰めながら、信長が囁いて気遣った。 それでも蘭丸は身の内に大きな信長の存在を感じながら首を振る代わりに腰を振ってみせる。 「・・・・・くっ、こやつめ」 思いもよらなかった蘭丸のほうからの刺激に信長が息をつめて微笑んだ。 そして続けざまに蘭丸の身体を鷲掴みにすると激しく抽挿を開始する。 「ああっ、ああっ・・・・んんっ、ぁあああっ」 揺らされるままに乱れる髪を口付けながら信長はさらに狭い秘部を突き破りそうなほど貫いた。 蘭丸の美麗な顔立ちは最初のうちこそ歪んでいたが、攻められれば攻められるほどに 艶美なものへと変貌してゆく。 体中から汗が噴出してさらに二人の身体は隙間なく密着していった。 「あうんっ!・・・はぁ、ハァ・・・あっ、そんな・・・・ぁ、ぁんっ」 堅く撓る信長の摩羅はさらに怒張を見せ内壁を激しく摩擦してゆく。 蘭丸はもう声が枯れるほどに啼かされ続け、痺れるような甘い刺激に全身を痙攣させた。 「もっ、ぅ・・・・ぁ、ハァ・・・・アァ・・・あっ、あん!」 身体は性急に頂点を極めることを欲しているというのに信長の右手は蘭丸の 摩羅を握ったままだ。 しかし射精したいと懇願しようとしても、呂律がうまく回らず強請ることすらできない。 蘭丸は穿たれ続ける快楽から逃れようと涙交じりに首を左右へと振った。 「お、ねがっ・・・・ぁああっ、んっ・・・くぅ・・・」 摩羅を握られたまま先端の敏感な部分をぐりりっと擦り押さえつけられる。 「いやあっ、んっ!・・・あ、っふ・・・・」 蘭丸の爪先があまりの快感と達することの出来ない苦痛でぴん、と伸ばされた。 信長の男根も大きく怒張しその筋を浮かせているのだから絶頂はすぐそこにきそうだと いうのに、余裕すら見える表情で蘭丸が苦悶する様子を愉しそうに見つめている。 「こうして・・・っ、ずっと繋がっていたいものだな」 柔らかに熱情に掠れた声が落とされた。 信長の囁きは甘い棘となって全身に花火のような悦楽をもたらす。 蘭丸は紅潮した頬を信長に向けるとだらしなく開かれたままの唇を震わせて呼吸した。 「はぁ・・・、上様・・・もう、蘭は・・・・っ」 「わかっておる。・・・吐き出すがよい」 そう告げると蘭丸の蕾に深く根ざした信長の摩羅がさらに角度を鋭角に しながら突き上げてくる。 ずん、っと重い痺れが腰に響くと前立腺を刺激するように亀頭部分がぐりぐりと 内壁をひっかき始めた。 「ぁあっ、ァ・・・っ、んん、はぁ・・・あっ、あんっ、アアアッ」 口端からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れてしまう。 そんな中で蘭丸は信長から与えられる快感だけではなく、自分からも与えようと 腰を艶かしく動かした。 「っ、ん・・・ふっ・・・」 くい、と白い尻が天に向けられると腰を落としながら横へとくねる。 前後に揺さぶったかと思えば上下に激しく引き抜いて、蘭丸の内部はその動きに あわせるように蠕動した。 「っ、く・・・・いいぞ、お蘭・・・気持ちがいいぞ」 蘭丸の妙技に息を荒くしながら信長が身震いした。 信長が突けば蘭丸の媚穴が振るえ、内壁がきゅっと締まれば信長の摩羅がでかくなる。 「ああぁっ、んっ、・・・アァッ、あっ、あっ、あっ!」 二人の動きがどんどんといやらしさを増してゆき、全身が総毛立つような快感が 背筋を通り過ぎるとあっという間に射精し果ててしまった。 「あぁはぁああっ・・・・・!!」 「っ、く・・・・ぅ!」 どくどくっと蘭丸の先端から濃い精液が吐き出される。 そして尻孔には信長の白濁液がこれでもかというほどに注ぎ込まれていた。 はぁはぁ、と。 天井に吸い込まれるように二人の荒い息遣いが繰り返される。 余韻にひたるように二人の身体は折り重なったまま、蘭丸の片手にかぶさるように 添えられた信長の片手だけが窓の桟に残っていた。 「ん・・・・っ」 蘭丸は小さく喘ぎながら信長の摩羅を取り出そうと腰を浮かす。 行為が終われば信長の男根を清め、後始末をしなければならない。 けれど浮かせた腰は信長によって再び引き戻されてしまった。 「・・・っ、ぁあっん!」 ぞくぞくっと背筋が戦慄いた。 出そうと思った屹立はもう萎えているため、ぷちゅ、くちゅっと精液が空気と混ざり 気泡を弾けさせる音が響く。 「うえさ・・・ま・・・ぁ?」 蘭丸が尋ねるように片目を伏せたまま信長の顔を見返した。 すると信長は口端を笑ませたままその蘭丸の唇へと接吻する。 「まぁ、しばし待て」 間近でそう囁かれ、蘭丸は困ったように眉尻を下げながらもなすすべなく 信長の腕に抱かれたままになった。 蘭丸のものではない鼓動が背から伝わって感じてくる。 尻に収まったままの信長の摩羅が少し動くたびに太股を精液が滴って ぞくりと身体の芯が火照った。 ・・・そして。 「・・・っ、あッ!」 蘭丸は尻に感じた熱さに目を見開いて唇を振るわせる。 信長の性器が再び芯を取り戻して堅くなってきたのだ。 入り口を塞ぐように膨張し始めたそれに戸惑った様子で蘭丸の秘部が収縮する。 「・・・どうだ?まだ捨てたものではなかろう?」 信長は蘭丸の項に舌を這わせながらそっと囁いた。 蘭丸の年齢ならばともかく、信長の年齢で抜かずに再び交合するなどなかなかに難しいことだ。 そんな信長の絶倫ぶりに蘭丸はかぁ、と耳まで頬を紅潮させた。 「まだ瑞々しい果実を味わいつくしておらぬ故・・・次はどのような格好で 満足させてくれるのだ?」 信長の言葉を耳に蘭丸は少し背をかがめて桟に残された自分の掌を包む信長の 手の甲へと口付ける。 「・・・上様の、お望みのままに」 唇を触れさせたまま囁くと蘭丸は愛しさを込めて信長の肌を吸った。 どうしてこれほど愛しいのかと思うほどに、蘭丸は信長のことが大事になってしまっている。 何者にも変えられぬほど愛しているのだと、心の底から思えてくる。 主従関係には収まりきらない恋愛感情がそこにはあった。 信長もまた蘭丸のことを同じように愛しんでくれている。 二人で世界を見ようと誓った日から、共に歩き共に呼吸をしてきた。 きっとこれからもずっと、二人の愛は変わらない。 そう思えば思うほどに蘭丸は信長のことを抱きしめたい気持ちでいっぱいになった。 「っ、ん・・・上様・・・ぁ、あっ」 繋がった部分が再び熱く滾ってくると、蘭丸の摩羅も徐々に張りを取り戻してゆく。 今夜はもう信長の部屋から出られそうにはないと、蘭丸は恥じらいながらも 思考の片隅で思った。 |
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