Original Boys Love Novel. かずあやシリーズ

NEXT or EXIT?
EXTENTION --4







Excuse me,Baby.

Do you believe in lover?
Do you a little farther on next?
Or what chase up exit and you get away from seacret?

OK,Baby.
You must opt in favor of NEXT or EXIT.

NEXT or EXIT.





和輝は街道をひたすら走った。
あやかの手を掴むため、ただそれだけのために。
あやかも必死に逃げた。
互いが互いを想うがゆえに生まれた誤解。
「あやかっ・・・!」
和輝の声があやかの胸を甘く穿つ。
思わず足を緩めてしまいそうな誘惑。
それを振り切るつもりであやかは自宅へと続く角を曲がった。
視界から消えたあやかの背を追いかけようとして和輝の足がもたつく。
家からずっと走りっぱなしなのだ。
いくら高校生といえども、さすがに限界だった。
「・・・っ、・・・・!」
ふらりとした瞬間、体勢が崩れて和輝は思い切りスライディングしてしまった。
服がアスファルトに擦れる高音が住宅街の入り口に響く。
「・・・・!?あ、和輝っ・・・」
その音に気付いたあやかが振り返ると、和輝は力つきたようにべっしゃりと大地に突っ伏していた。
ぜーぜーと音を立てて呼吸する背が上下するのが見える。
あやかは思わず足を止め、踵を返すと倒れる和輝のもとへ走り出した。
どうやら呼吸するだけで精一杯で、立ち上がることができない様子の和輝をあやかが抱き起こす。
あやかの顔は心配と不安と寂しさで泣きそうになっていた。
「・・・・・つ、・・・まえた」
呼吸の合間にそう呟きながら、抱き起こされた和輝の片手があやかの服裾を掴む。
まだ呼吸は収まりそうにもない。
「・・・!・・・か、和輝。わざと・・・」
だまされたと思ったあやかの指先が震える。
それでもこの手を離せないのはつい心配してしまうせいだろうか。
それとも、単にあやかが和輝への未練を断ち切れずにいるだけか。
「ちがっ・・・・っ、げほっ・・・今のは、マジ・・コケた・・・」
和輝の情けない告白を聞きながら、あやかは手の甲で和輝の額に浮かぶ汗を拭ってやる。

二人は和輝の呼吸が納まるまで、そのままの格好でいた。
あやかは和輝の身体を抱きしめたままで、和輝もまたあやかの服裾を離そうとはしなかった。
「・・・・・ふぅ・・・」
夕暮れも深まった頃、ようやく和輝は呼吸を整えた。
それを見て安心したのかあやかが抱き起こした和輝の背から手を引くと、和輝は
その手を掴んであやかの顔を見下ろす。
「あやか、ここにいて。・・・逃げても追いかけるから、無駄」
掴まれた手を振り払おうとしたあやかへ和輝が制止をかける。
その言葉は真実で和輝の指の力強さにあやかはただ頷きを返すしかなかった。
逃げることを諦めた様子の恋人を見ると、和輝は少しほっとしたような表情で立ち上がる。
まだ少しふらつくが歩く分には問題なかった。
和輝はあやかに背を向けたまま5メートルほどの距離をとると、余裕なんかこれっぽっちもない
真剣な表情であやかを振り返る。
「・・・・・俺と、別れたい?」
和輝の静かな声音にあやかの肩が大げさなほどびくんっと揺れた。
別れという単語に過剰反応してしまう自分を、あやかは息を呑んで抑える。
別れたいか、ではなく。
別れなければ、という思い。
それはあやかがいつも感じる自分への劣等感の表れでもあった。
そんなあやかの震える肩を今すぐ走りよって抱きしめたいと思っても、和輝はぐっと拳を握って続けた。
「俺は・・・別れたくない。別れることなんか、できない。他の誰が何を言ったって・・・
誰と似合いとか、そういうの関係なくって。・・・俺が、あやかを・・・好きなんだ」
腕の中にいたものがするりと零れていって、捕まえようとしても掴めなくて、
やっと正面からその顔を見ることができた。
和輝の言葉に迷いは見えない。
時折言葉がつまるのは、和輝が一生懸命言葉を選んであやかに全てが伝わるように
努力している証拠だった。
「俺があやかのことを好きだってことが、一番大事なんだ。誰でもない、あやかなんだ。
俺は俺自身の心であやかと一緒にいたいと思った・・・だから、だから別れたくなんかない!」
あやかは路地に座り込んだまま、和輝の言葉を受け止めていた。
その言葉が不安をひとつひとつ、包み込んで溶かしてくれる。
泣きたくなんかなくっても、あやかは目尻がじんわり熱くなるのを感じた。
「・・・・・あやか、俺と別れたい?・・・・もし、別れたくないと思ってくれるなら」
和輝の両腕が開かれる。
「あやかのほうから、こっちに来て」
全身で好きだと表現してくれる年下の恋人。
往来で、とか。
気恥ずかしい、とか。
そんなことはもう関係なかった。
「・・・・かず、きっ・・・!」
あやかの手が地につくと、膝を持ち上げるように腕が張る。
それに押し出される格好で、両足もしっかり地面を蹴るようにつま先から走り出した。
引力のように、どうしようもなく引かれる。
抗う術など初めから持っていなかったかのように。
あやかは和輝のもとへ走った。
一歩一歩加速していく身体がまるで自分の心のようで、好きという気持ちばかりが溢れていく。
飛びつくように和輝の首へ腕を巻くと、あやかは渾身の力で慣れた香りを抱きしめた。
「ごめん、ごめんね。・・・ちゃんと平気なふりして別れ話を
しようと思ってたのに、顔を見たらできなかった」
自分の足で自分の意思で走ってきてくれた恋人を、和輝も全身で抱きしめ返す。
「俺も・・・あやかが携帯忘れたって知らなくって。あの男と寄りを戻したんじゃないかって
疑った。ごめん、俺のほうが不安にさせてたのに・・・彼女はただのクラスメートだよ。
俺が大事にしたいのはあやか一人だけだ」
和輝の言葉に敦志はどこまでしゃべったんだろう、とあやかが眉根を寄せる。
それも誤解が解けた喜びには勝らなかったためすぐに忘れてしまったが。
「・・・本当に、彼女とお似合いだと思ったんだ。僕なんかじゃなくて、和輝には女性の恋人が
似合うって・・・思って・・・。でも、わからなかったんだ。和輝に拒絶されることが
こんなに苦しいなんて、一緒にいれなくなると理解することがこんなに怖いなんて・・・」
あやかが浮いていたかかとを戻すと、二人は互いの顔を見つめあった。
「俺も・・・思ったよ。あやかがあいつを選ぶなら・・・幸せならそれでいいって。
でもあやかを失うって思ったら・・・手が、震えて止まらなかった。どんなに偽善ぶっても、
あやかの顔を見たら冷静でなんていられなかった・・・ごめん。手、痛かった?」
一度は振り払ってしまったあやかの手を、和輝がそっと触れる。
そして口元まで運ぶと指先にゆっくりキスをした。
「・・・大丈夫。だって・・・きっと和輝のほうが痛かっただろうから」
あやかは好きな相手を傷つけることの痛みを、知っている。
まだ和輝と付き合っていない頃自分からさよならを告げた。
あの時の痛みを、あやかは忘れない。
「許して・・・くれる?」
和輝の言葉にあやかが小さく頷いた。
「和輝が、僕でいいって言うなら」
和輝の顔にも、あやかの顔にも、柔らかな笑みが浮かぶ。
二人は互いに顔を寄せて、そっとキスをした。



薄暗闇の中、白く浮かび上がるあやかの背が撓る。
もうずっと和輝はあやかの事を離してはくれていなかった。
「っ・・・、ぁ・・・和輝、ま・・・だ、するの?」
あの後、二人でゆっくりと話をしながらあやかのマンションへ歩いていった。
一緒にいれることの幸せ。
手を繋いで帰れることの幸せ。
暖かな感情を噛み締めながら家につくと、二人はすぐに互いを抱きしめた。
何度となくキスをして抱き上げてベッドルームへ連れていって。
いつもより少し強引な抱き方で、和輝はあやかと既に二度も達していた。
それでもまだ張りのある和輝のペニスはあやかを貫いたまま離そうとはしてくれない。
「・・・したりない。もっと抱きたい。あやかをもっと抱きたいんだ」
寝転がった自分の腰にまたがう格好で乗ったままのあやかを、再び和輝は愛撫し始めた。
「そ、んなっ・・・・だって、もう・・・いつもよりすごいっ・・・・」
言いかけたあやかの腰をあやす様に小刻みに揺らす。
「すごい・・・大きくなってる?あやかのことが・・・好きだからだよ」
言いながら和輝の無骨な指先が胸の尖りを見つけ、親指の腹が押しつぶすようにこり、と刺激した。
びくん、とあやかの顎が反ると和輝を咥えこんだ秘部がひくひくと戦慄き始める。
「いやぁ・・・ぁんっ・・・も、許して・・・おかしくなりそ、っ・・・」
あやかが懇願しながら腰を上に上げた。
和輝の肉棒を自分の中から引き抜こうとしたのだ。
ずるりと太く、堅いモノが空気に晒される。
同時に二度も内壁を濡らした和輝の精液がペニスを伝うように流れ出てくる。
「あっ・・・アァっ・・・」
声が上擦った。
内股へ落ちる体液の感触がさらにあやかの背筋を奮わせる。
もちろんそれは和輝への刺激にもなり、先端部分だけまだあやかの内部に
残る和輝の楔が膨張率を上げた。
「おかしくなっていい・・・俺の全部、感じて?愛してるって証を何度も注ぎ込んでやるからっ・・・」
こんなセリフよりももっとすごい言葉をAVでは言われているはずなのに、
言う人が違うとこんなにも動揺させるものなのだろうか。
あやかが快感に頬を染めながら切っ先を引き抜こうとした途端、和輝があやかの腰に手をやってぐっと引き戻す。
「ひやっ・・・!!ぁ、ンアっ・・・ぅ・・・はぁ」
淫らな吐息は今までの刺激をも凌駕するほど和輝を煽った。
さらにグイグイと腰を押し付けるとあやかは震えながら倒れこんでくる。
「あやか・・・好きだよ。愛してる」
和輝は囁きながら寄りかかってきたあやかの体重を受け止め、その喉元に口付けた。
張り詰めた切っ先が奥まで届くと、出したばかりのあやかのペニスも勃起してくる。
「だめっ・・・だめっ・・・抜いて、和輝っ・・・」
あやかの懇願に反するように、和輝はあやかの胸元にも唇を寄せた。
先ほど彼が吐き出したザーメンが乳首のほうまで飛んできている。
それを丁寧に舐めると誘われるままに胸の尖りを唇に含んだ。
「あっ、ァ、んっ・・・・か、ずきっ・・・」
乳輪から乳首まで丹念に舌先が弄ぶと、ちゅっと強めに吸い付いて皮膚の赤みを増させる。
少し膝を立てるとさらにあやかとの繋がりが深くなり、収縮する内部の熱に和輝は意識をさらわれそうになった。
「なんで・・・ダメ?あやか」
わき腹よりも少し正面あたりをさすってやるとあやかの短い嬌声が寝室に響いた。
結合部はさっきのやりとりで零れてきた和輝の精液でかなりすべりがよくなっている。
ベッドのスプリングを利用して少し揺らしてやるだけでも全身が総毛立つほどの快感を二人に与えた。
「あうっ、あっ・・・ァ、はぁっ・・・・だって、こんな・・・セックスに溺れてるみたいに・・・ぃ、んふう!」
和輝が片手であやかのペニスを握ると、言葉は途中でさえぎられてしまった。
「違う、あやか・・・溺れてるのは俺に、だろ?ただのセックスならこんなにはまらない・・・
俺もあやかだからこんなに激しく抱きたくなるんだ・・・」
殊更に深く抉られて、あやかの蕾が敏感に反応を示す。
「あああっ・・・・!かずきっ・・・和輝・・・」
あやかにとってセックスは仕事。
だから若い和輝が行為に夢中になるのは当然だと思っていた。
和輝にとってこの恋は肉欲が全てではないかと、あやかはずっと不安だったのだ。
けれど和輝は知ってか知らずか、そのわだかまりを言葉ひとつでクリアしてしまった。
セックスではなく、あやかに溺れている。
ずっと欲しかったのに誰も言ってくれなかった言葉。
あやかは両腕を和輝の首に巻きつけると、自ら腰を落とし前後に揺すった。
「・・・ッ!・・・あやかっ・・・」
和輝の喉につまった雄くさい声が聞こえる。
あやかはまるでそれを初めて覚えた子供のように、何度も和輝の唇へ口付け吸った。
「・・・・ん、・・・・んふっ・・・・和輝、もっと中まで擦って・・・
何度出してもいいから、全部僕に注いで・・・?」
あやかの言葉に和輝の頬が赤くなる。
和輝はあやかの両足を肘に乗せるとそのまま体勢を変えるべく横へ転がり倒した。
恋人の言葉に、声に、仕草に、熱に、視線に・・・・興奮する。
「あうっ!・・・アアッ、アン・・・あ、あっ・・・あー!」
たがの外れた激しいピストンにあやかの先端からどろりとした液体が染み出してきた。
それは和輝も同じで、突き上げるペニスに絡みつくような動きでひくついている内壁を休みなく穿つ。
呼吸も心臓の動きも早まっていた。
絶頂が近くなったあやかは和輝の顔を引き寄せ頬をすり合わせる。
「かずきっ・・・好き、好きっ・・・あうっ、あ・・・アン!・・・あぁァ!」
ぱんぱんっと乾いた音と、ぐちゅり、ぐちゅっと濡れた音が交わって聞こえた。
二人はテクニックなど関係なしにただ互いの欲するままに腰を躍らせる。
「あやか・・・っ、すごい・・・イイっ・・・」
筋が浮かんだペニスで浅く二度突いてから、和輝はあやかの最奥をカリで刺激した。
瞬間、ぞくぞくっと快感が背中を突き抜けるのをあやかは感じた。
「あ、ハァ・・・んあっ、アッ、だめっ・・・イク・・・っ、あんっ、ああーーーー!!」
びゅくびゅくっと亀頭から白濁した液体が射放されるのに合わせて、蕾の入り口から奥までが
キツく異物を締め上げていく。
「っ・・・・ぐ・・・ぅっ」
その刺激に、引き抜くことのないまま和輝のペニスも三度目の射精を迎えた。
あやかの中心に熱い飛沫が溜まってゆく。
「・・・はぁ・・・・・はぁ」
呼吸を乱したまま和輝はあやかのこめかみへキスをした。
ありったけの想いを、込めて。
そう、腕の中の温もりが愛しくてたまらない。
これからも幾度となく誤解が生まれ、傷つけあうかもしれないけれど。
もう二度とこの手を離さないようにしようと和輝は誓った。



あやかが目を覚ますと、和輝の顔がすぐ近くにあった。
どうやらずっと自分の寝顔を見つめていたらしいことに気付くと、あやかの顔は恥ずかしさに上気する。
「・・・っ、んぅ・・・・」
身体を起き上がらせようとした途端、あやかは腰に鈍い痛みを受けた。
それと共に内部からせせりあがる快感。
「う・・・っ・・・あやか、いきなり動くのは止めてくれ」
和輝が片目を瞑って苦笑を漏らす。
その言葉にそろりと視線を下腹部へ下げてみると、まだ繋がったままの互いの性器が見えた。
「っ・・・えっ・・・」
状況が飲み込めず目を白黒させるあやかに、和輝が目覚めのキスを落とす。
「あやか、気ぃ失ったみたいでさ。えと・・・・抜こうとしたんだけど、
動かすとあやか眉顰めて震えるから・・・できなかった」
「僕、気・・・失ってた?」
あまりのことにあやかは口を閉じることを忘れてしまった。
それくらい衝撃的だった。
我を忘れるほど欲しがって、気を失うほど善がるなんて今までの和輝との行為ではなかった事だ。
羞恥心に眩暈すら感じる。
「10分くらいだけど。・・・つらい?抜く?」
今まで主導権を握っていたのは自分だったのに、いつの間にかセックスが上手くなって
その体つきもエロくなってしまった和輝に、あやかは目を伏せて首を振った。
どんどんと溺れていく。
この若い恋人に。
「どうせ腰・・・立ちそうにないし。朝まで挿れてて・・・ダメ?」
あやかの上目使いの視線に和輝のペニスが再び勃起する。
「・・・ッ!?ば、ばかっ・・・大きくしろとまでは言ってないってば・・・!」
あやかに怒られながらも、和輝はあやかの身体を抱いたまま寝転がった。
再びあやかの身体が和輝の上に乗せられる。
「だめだ、あやかの顔見たら・・・ごめん」
謝罪しながらも和輝の顔は上機嫌に笑んでいた。
あやかの事を気持ちよくさせてあげられたのが、やけに嬉かったからだ。
クセになる恋人の香り、キス、セックス。
あやかが与えてくれる全てを和輝は大事に想う。
「・・・・いいよ、僕もだし・・・・ね?」
小さく笑ったあやかが和輝の片手をそっと自分の股間へと招く。
そこには確かに屹立した肉棒があった。
「もっと・・・犯して、和輝。週末は始まったばかりだから・・・・・」
あやかの唇と和輝の唇が重なった。
会えなかった木曜の逢瀬に代えて。
いつもの週末より少し早い金曜の深夜。
二人は満足するまで互いを確かめ合った。


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